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【鷲見さんとの出会い】いのちの大切さを考える講演会

昨日、7月13日(水)2・3限目に講演会を実施しました。川越中学校が大切にしている取り組み『いのちの大切さを学ぶ(考える)講演会』です。講演を聴くことはもちろんのこと、講演をしてくださる講師の方々との出会いの中で、子どもたちが「いのちの大切さ」を考え、気づき、そして自分事として受け止め、学んでほしいという思いのもと、講演会を実施しました。今日は鷲見三重子さんとの出会いです。鷲見さんの講演から子どもたち、私たち教職員も多くの学びがありました。

  鷲見さんは、ご自身の息子さんを交通事故で亡くされ、その悲しい体験を子どもたちや多くの方々に伝えることで、交通事故の数を減らしていくこと。自分の大切ないのちについて考えることは、自分を支えてくれる大切な人たちのいのちについても考えることにつながる。そのようなことを正面から子どもたちに向き合い、わかりやすく丁寧に心を込めてメッシージを送り続けていただいています。
今回の講演会は、感染症対策として1階小会議室から、すべてのクラスにオンラインで配信する形となりました。鷲見さんはタブレットの画面を通じて見える川越中学校の子どもたちに向けて、優しく語りかけるようにお話しいただきました。
画面から見えるどの生徒もみんな一生懸命に鷲見さんのお話を大切に聴いていました。

 話を聴いている子どもたちの中には、鷲見さんのお話から、うつむいて涙をぬぐっている子どもたちもいました。講演会のあとは、各クラスにて素直な想いを感想としてまとめてくれました。1年生の生徒からは、「今日、いのちの講演会がありました。なんか、ニュースの人が言ってても他人事としか思えなかったことが、その本人の家族の方が言っていると、とても他人事とは思えなかった。」という感想や、3年生の生徒からは、「この授業を受ける前までは、こうした交通事故のことを一度も考えたことがありませんでした。しかし、今日、鷲見さんの話を聴いて思わず涙がこぼれ落ちてしまいました。大切な人を交通事故で失った気持ちは、どれくらいつらいものかを完全に理解するのは難しいとわかっていても、心が痛くなり、涙が止まりませんでした。これからも講演を続けてほしい。「いのちの大切さ」をつたえてほしい。」という感想もありました。

 今日の講演会は、三重県警、そして、みえ犯罪被害者総合支援センターと連携した講演会となっています。被害者支援センターを代表して、黒宮さんからもお話をいただきました。また、三重県警察本部警務部の坂田 警部もお越しいただきました。今日、このような貴重なお話、講演会を企画していただき、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。

鷲見三重子さん、心のこもった講演会、そして、出会いをありがとうございました。川越中学校がこれからも「いのちの大切さを考える講演会」などの取り組みを大切にし、安心・安全な学校づくりを進めていきます。

2022年07月14日更新|学校の様子

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