-
【(1年生・2年生)水泳授業『自分の命を守る水泳授業』水慣れから、泳法マスターへ】水温27度水泳に適した水温です。子どもたちも「水に慣れることから」、より安全に、より長く泳ぐための泳法マスターに向けて取り組んでいます。
7月2日(火)の4限目水泳授業の様子から。『大切な自分の命を守るための授業』が始まって1週間。梅雨時期と重なて、なかなかスッキリとした天候の中での水泳授業とはいきませんが、水温26度という水泳授業に適した条件の中、子どもたちは水泳授業にしっかりと取り組んでいました。写真の水泳授業の様子は、1年3組と3年2組の授業の様子です。川越中学校のプールは三重県の中学校では『自慢できる8コースある広いプール』です。水深も一番深いところで140cm。一番浅いところで120cm。140cmの水深部には「プールフロア」といった台を2台。120cmのところにも2台設置し安全対策も行っています。しかし、現在のプールも今年度限りとなってしまうことが本当に寂しいです。また、伝統ある川越中学校らしく、子どもたちが毎時間活用している「ビート板」には、10枚ほど『明和中学校(川越中学校が朝日中学校と分離される前の組合立の学校です)』と記されたものも今もまだ大活躍をしています。
期末テスト明けから本格的にスタートした水泳授業も1週間を経過しました。1年生では体ならしのトレーニングを中心とした、仲間との関わりの中で『浮く・沈む・伸びる』を意識した授業から、基本的な泳法をマスターする技能を高める授業内容に入っています。1年生も2年生も「クロール」の泳法と「平泳ぎ」の基本泳法を習得することも大切な授業での課題です。それぞれの目標に合せて、より安定した基本泳法を習得し、より長く・より速く泳ぐことを重点に置いた授業へと進んでいきます。
3年生では基本的な泳法の3つ目。『背泳ぎのマスター』に授業は進んでいます。バディ(水泳授業での安全を確認できるペア)で教え合いながら、一生懸命に背泳ぎをマスターするために頑張っていました。しかし、全員が「背泳ぎをマスター」することだけを求めているのではりません。1年次・2年次の「クロール」「平泳ぎ」の泳法がまだまだ自信のない生徒は、昨年度よりも1mでも2mでも長く、そして綺麗に泳げることを目指して頑張っていました。プールサイドから見ていて、もっと一つ一つの動きを大きく、そして推進力を大切にしながら、からだ全体を使ってチェレンジを何度も何度もしてほしいなあと思いました。でも1日ごと上手になっていく子どもたちの姿を見るのがとっても楽しみです。頑張れ水泳!頑張れ川越中学校のみんな!伝統ある川越中学校プール授業最終年を最後までみんなで楽しもう!
【写真が1年生と3年生が混在してしまいました。申し訳ありませんでした】
2023年06月27日更新|学校の様子
-
【(2年生)家庭科「食育講座」清涼飲料水の糖度を調べよう!】栄養教諭と家庭科担当のコラボでの授業実践。川越中学校では、今年度から「食育(地域とともにある食育教育推進)」を学校教育ビジョンに加えました。それだけ大切な取り組みです。
昨日6月26日(月)3・4限目にて2年2組の家庭科授業において「食育講座」を実施しました。この取り組みは「公益財団法人 三重県学校給食会 共催」としても実施しています。
3年生全クラスでは先週、「株式会社明治(明治製菓)」スタッフからのオンラインにて「食育出前講座」を実施しました。2年生、1年生では栄養教諭の岸根先生(小学校と兼務)と家庭科授業担当の大池先生とのTTのコラボにて授業を進めていきます。2年生で取り組むのは『清涼飲料水の糖分について調査する』です。普段何気なく飲んでいるジュースやスポーツドリンクを飲み比べ、含まれる糖分についての正しい理解を深めようという授業目標のもと、スポーツドンリンク3種類の飲み比べをしながら、「スポーツドンリンクの糖度の危険」を理解し、清涼飲料水に含まれる糖分を感じてもらうことができたと思います。また、今年度からは「糖度測定器」を活用して、7種類の清涼飲料水の糖度を班ごとに調べる実験を行いました。同じ清涼飲料水でもこれだけ糖分が含まれていることに驚いている生徒もいました。授業を通じて子どもたちは、「清涼飲料水との上手な付き合い方」を学ぶことができたのではないかと思います。
Googleformを活用しての事前意見調査を基に授業をスタートし、授業の中ではExcelのスプレットシート活用して糖度計で測定した結果を入力したりとICT機器も充分に活用した、メリハリのある大変丁寧でわかりやすい授業となったと思います。2年2組のみんなが班のメンバーと協力し合い、教え合いながらしっかりと授業に取り組む姿が印象的でした。2年生ではこの取り組みをすべてのクラスで実施いたします。
授業担当の岸根先生、大池先生、熱中症対策が必要となる現状に即した授業をすすめていただきありがとうございました。
また、この授業は、『川越エキスパート』としての授業研修としても位置付け、川越中学校のずべての先生が年間に1回ずつ行う授業研究としても実施をしました。三重県北勢教育支援事務所から指導主事にも来校いただき、大池先生の家庭科の授業を参観いただき、事後研修会として貴重な意見や助言をいただきました。ありがとうございました。
2023年06月27日更新|学校の様子