学校の様子

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  • 教師の授業力向上へ、日々授業改善の視点を大切に!わかる・できた」と思える授業づくり。【川越中学校2年生(2年3組)での「数学科における少人数授業」の研究授業の様子から】2年生、そして2年3組の強みは、ペアでの学習や教え合い学習などが自然と子どもたちが自発的に進めることができるところです。

    本日1月29日(月)の3限目「2年3組数学授業」の様子です。2年生3組の授業の様子ですが、2年3組の教室で授業を行うグループと、2階学習室で行うグループに分かれて安達先生と山本先生が数学授業を実践しています。川越中学校では、「授業力の向上を目指して」日々、先生方が授業改善の視点を持って取り組んでいます。川越中学校が学校教育ビジョンにも記してある「わかる・できたと思える授業づくり」を目指して、授業研修に力を入れています。その取り組みとして、全員の先生方を対象とした「川越エキスパート」と名付けた授業実践研修を大切に取り組んでいます。また、2年生の数学科授業においては、三重県教育委員会の指定を受けて『わかる授業推進事業』として1年間かけて『少人数授業』にチカラを入れて取り組んでいます。

     

    本日の3限目は「数学科授業における少人数授業」を2年3組にて実践をしました。教師が一斉授業的に授業を進めるのではなく、子どもたちが黒板を利用して、問題解決に向けて「根拠もってのわかりやすい説明」をみんなにむけて伝えてもらったり、ペアやグループでの教えあう、学び合う授業を進めてくれました。また、わかりやすい教材教具の工夫もあって、子どもたちにとってもわかりやすい授業につながったと思います。

     

    三重県教育委員会北勢教育事務所の指導主事、川越町教育委員会の指導主事の先生方の協力を得て、「めあて」と「ふりかえり」を基軸とした、つけさせたい力を明確にした「授業指導案」に基づいた研究授業。指導主事先生の指導や助言、管理職との授業についての振り返りだけではなく、できる限り、教科の枠を超えてお互いの授業を参観し合いながら、自らの授業につなげ、活かすことができるような取組を継続しています。その中でも大切にしている取り組みとして・・・

     

    ①教師2人で取り組む効果的な「少人数授業」における授業づくり

    ②「基礎コース」「標準コース」を子どもたち自身で選択し、より丁寧に子どもたちの学力向上につなげる授業づくり

    ③少人数授業の強みを活かした「仲間づくり」をを土台とした、聴き合い、教え合い、学び合う授業づくり

    ④授業の質を高める「めあて」と「ふりかり」を大切にした授業づくり

    ⑤誰も一人にしない授業づくり

    ⑥日常的な授業改善の視点を大切にした授業づくり

    ⑦主体的・対話的な深い学びとなるような、 「共有課題」と「発展課題(ジャンプ課題)」の設定がある授業づくり

     

    1学期から継続して取り組んでいる研究授業・公開授業。本日の授業実践研修の様子を写真でまとめました。授業後には、北勢教育事務所の指導主事・管理職と授業者が一緒になって授業を振り返る時間として1時間。教職員全員に指導案を見ていただき、指導案を基に授業参観。事後研修としての内容は、「めあて」と「ふりかり」に一貫性があるのか。1時間の「授業において、子どもたちにつけさせたい力は何なのか」。「ペア学習や学習班の活動に必然性はあるのか」。「課題プリント、学習ファイル、振り返りシートの効果的な活用について。」など・・・事後研修としていつも活発に意見交流を行っています。このような授業実践研修、教職員の積極的な教職員授業づくり研修が必ず、教師力を高め、授業力を高め、生徒と関わる力を高めることにつながって、「わかる・できる授業」へと結びついていくことを信じて取り組みを継続していきます。

     

    何よりも、2年3組のみなさんの授業への取り組みの良さ、みんなで課題を共有しながら、課題解決に向けて一生懸命に授業に取り組む姿が印象的でした。

    2024年01月29日更新|学校の様子

  • 土・日の部活動でも川中生は頑張っています!【男子バレーボール部の活躍!「第52回 三重県中学生バレーボール新人大会(男子の部)」】2年生が中心となって試合中もお互いに声を掛け合い、チーム一丸となって戦いました!

    一昨日の1月27日(土)松阪市立鎌田中学校体育館にて「第52回 三重県中学生バレーボール新人大会(男子の部)」が行われました。三重県内から41校<チーム>(地域クラブ1チーム含む)が集まり、27日(土)・28日(日)に三重県内の4会場にて大会が行われました。この大会に上位4チーム(ベスト4)に進出が決定すると、3月に開催される「東海大会」への出場権が与えられます。昨年度のこの大会では現3年生と現2年生メンバーで勝ち進み、見事三重県大会に第3位となって川越中学校初めての「東海大会」への出場が決定した大会です。もちろん、その大会の出場メンバーも残って頑張っています。今ではキャプテンとしてチームをまとめ、2年生部員の仲間とともに、1年生部員を引っ張りながら、3年生の先輩の意思を受け継ぎ頑張ってくれています。

     

    3年生の先輩たちが引退してから初めての三重県大会です。1回戦の対戦相手は名張市立名張中学校が対戦相手です。やはり三重県大会レベルになると、一番感じることは「ミス」が続かないこと。一生懸命頑張る中で、「ミス」や上手くいかないことはつきものです。誰でも「ミス」や「うまいくいかないこと」は絶対にあります。もちろん川越中学校男子バレーボール部も同じです。しかし、1回戦の名張中学校との大きな違いは、「ミス」が連続して起きないこと。ここで絶対サーブが一本入れてほしいときや、試合の流れが川越中学校にあるとき、ミスなくサーブが決まること(相手コートにサーブが入ること)など・・・。「ミス」をした理由や原因がチームで共有できていることの大切さ。そんなことを考えさせられる試合でした。もちろん川越中学校も連続ポイントやブロックポイント、粘り強いレシーブなどもいっぱいありました。しかし相手との差はこのようなことだったと試合を応援しながら感じました。

     

    結果は、【川越中学校 0 - 2 名張中学校の勝ち上がり(1セット目 17-25 ・2セット目 13-25)】でした。

     

    残念ながら、2試合目には勝ち上がることはできませんでした。本当にみんな悔しそうでした。その悔しさをこれからの練習に必ずつなげてほしいと思います。今の2年生を主体としたチームの強みは、みんながバレーボールが大好きなこと。そして、みんなで話しあったり、指摘し合ったり、プラスの声掛けもいっぱいできるところです。地道に一生懸命に頑張る日々の練習の繰り返しです。しんどいことにも粘り強くやり切るチームとしてのチカラ。ここを大切にしながら、次に向かって、明日に向かって2年生・1年生が一緒になって頑張れ川越中学校男子バレーボール部!ファイト!

    2024年01月29日更新|学校の様子

  • 【6組のみんなの一生懸命が協働制作作品にはいっぱいつまっています!生活授業で「川越町の花、水仙」が完成!】12月の「ポイントセチア・クリスマスリース」に続き、1月~2月は「水仙の花(雪中花)」製作です。川越中学校の職員玄関に冬に咲く花!水仙!ぜひ、川越中職員玄関で実物をご覧ください。心が動かされます。

    昨日1月24日(水)の1限目、6組のみなさんが授業で協働制作をしてくれた心のこもった作品『川越町の花 水仙』。交流学級への授業参加もあるため、6組のみんなが全員揃っての紹介ができないのは残念ですが、参加できる仲間が6組教室に集って12月~1月に協働制作をしてくれた「ポイントセチア・クリスマスリース」から、今回の「水仙」の飾りつけへとチェンジをしてくれました。

     

    【6組のみんなからのメッセージ(作品に込められた想い)】

    第5弾!「水仙」ができあがりました。水仙は、ここ川越町の花です。川越中の花壇にも咲いているので探してみてください。

    厳しい寒さにも負けず、りんとして咲く姿にいやされますように。 6組のみんなより

     

    写真がすべてを表しているように、本当にステキな作品ができあがりました。今回は第5弾!協働制作作品が出来上がるたびに、日ごとに作品の完成度が増してきます。心がこもった作品であることはもちろんこと、制作スキル(技能的なスキル)がどんどんアップし、見る人の脚を必ず止めてしまうチカラがあります。水仙を全体として取り上げても完成度の高さは伝わってくるとおもいますが、一つ一つの水仙の花に、そして、一枚一枚の花弁(はなびら)にかける時間と想いと器用に創り上げる技術が一つの水仙の花として出来上がります。

     

    6組のみなさんが日々の授業や活動の中で、みんなで協力をして創り上げた作品「川越町の花 水仙」。水仙は「雪中花(せっちゅか)」とも呼び、「雪の中でも、春の訪れを告げる」冬から春に向かって咲く花としてつけられた花の名前だそうです。

     

    『6組のみんなからのメッセージが本当にステキですね!』

     

    きびしい寒さにも負けず、りんとして咲く姿にいやされてみませんか?

     

    一人一人が水仙の花びら一枚一枚に心を込めて大切に大切に創り上げた協働制作作品です。ぜひ、川越中学校職員玄関に掲示してある作品をご覧ください。心が動かされます。心があたたかくなります。

     

    2024年01月25日更新|学校の様子

  • 積雪(降雪)にかかわる子どもたちの安心・安全を守る緊急時の対応について【本日1月24日(水)15時10分「すぐーる配信」と同じ内容です】

    緊急【川越中学校】

    「積雪(降雪)にかかわる子どもたちの安心・安全を守る緊急時の対応について」

     

    【内容】

    このメールは、川越中学校の全校保護者の皆さま及び教職員に配信しております。

    みだしの件につきまして、今後も継続して降雪予報が出ており、『子どもたちの安心・安全を守る緊急時の対応』として、本日の部活動の終了時間を繰り上げ、最大16時までとします。16時15分を完全下校とします。

     

    以上のような、帰宅時間を早める対応をいたします。

    急な変更になり申し訳ありませんが、安心・安全を守る対応として、ご理解のほどよろしくお願いいたします。(校長)

     

    1月24日(水)15時10分「すぐーる配信内容」

     

    現在、16時05分です。すべての部活動が終了し、16時15分までには下校を完了いたします。

    明日朝の対応も、昨日配付をした「学校だより第42号」に基づいた対応にてよろしくお願いいたします。

     

    何よりも、『時間と心にゆとり』を持ち、気象状況や道路状況を確認の上、安心・安全な登校ができるように、ご配慮をよろしくお願いいます。

    2024年01月24日更新|学校の様子

  • タブレットの授業活用とペア学習、教え合い学習は川越中学校の日常です。【1年1組での家庭科授業『住と衣について』「(住むこと・暮らし)理想の住まいづくり」Web Cadを活用して】全員が授業に集中し、楽しそうに仲間とともに意見を出し合いながら「自分が住みたい家(部屋)づくり」に夢中です!また、衣服についても取り組んだ内容を掲示しています!

    本日1月23日(火)の4限目の1年1組の家庭科授業の様子から。川越中学校では、タブレットの授業活用、そしてペア学習や教え合い学習は日常となっています。写真のように現在1年生の家庭科授業では「衣・食・住」の『住』を重点に取り組んでいます。本日の授業テーマは「理想の住まいづくり」です。めあては、『Web  Cadを使って、理想の家(部屋)づくりに挑戦しよう』。

     

    単元は「住居の機能と安全な住まい方」。この単元では教科書に沿って大切なポイントを理解しながら、その知識を活用して、一人一台タブレットをフル活用をしながら積極的な授業展開を進めています。タブレットの活用は、そして、教え合い活動・ペア学習は「誰も一人にしない学習」にもつながります。1組の全員がタブレットを活用しながら、Cabの活用についてわからなかったり、相談したいときには話し合いながら授業を進めます。もちろん、今日は黙々と自分のイメージの中で理想の住まいづくりに集中する生徒もいっぱい!1年1組らしく、あたたかな雰囲気の中、みんなが一生懸命に家庭科の授業に取り組んでくれていました。

     

    Web  Cadの活用。これはコンピューター支援設計ソフトを用いて取り組んでいます(このソフトは教育版ライセンスの使用は無償として認められているものです)。Web 上でフリーで利用できる利点を活かして、部屋の中のテレビ、ソファー、キッチン、学習机・・・・などなどの家具を選んで貼り付けて作成していきます。

     

    平面図が完成すると、家の外観や間取りなどを立体的に確認することもできます。タブレット機能を存分に活用しながらの家庭科授業。「Web Cadを活用」しながらの住居の学びに対して、知的好奇心を刺激されながら、新しい家庭科の授業を体験していました。1人1台タブレット端末活用の学習を広げる可能性・学習効果、そして知的好奇心と情報活用能力を高める働きのあるICT機器の活用した授業改善を楽しくすすめるととともに、未来に広がる夢を持たせてくれる授業でした。

     

    授業担当の大池先生ありがとう。そして、『衣』については、2学期に取り組んだ内容を、可視化して全校生徒の目の届く場所(2階中央階段と踊り場付近)に掲示をしていただきました。子どもたちの『衣』に対しての工夫や個性がいっぱい見ること、感じることができた内容でした。

    2024年01月23日更新|学校の様子

  • ようこそ川越中学校へ!!【大学生教育ボランティアの1日(初日)】本日1月23日(火)から愛知教育大学から「大学生教育ボランティア」として1名の大学生のお兄さんが川越中学校に来ていただきました!川越中学校の大学生教育ボランティアは2人となります。2名には本校を選んでいただき本当に感謝をしています。

    本日より、3学期末の修了式までの期間にて、大学生教育ボランティアとして古川さん(先生)に来ていただきました。川越中学校に来ていただく日数は、大学の授業や卒業論文等もあるため本当に限られた回数となってしまいますが、本日の初日を1日かけて、積極的に6組の子どもたちを中心に笑顔でいっぱい関わってくれる姿を見せてくれました。1時間目の6組の「理科授業」における実験の様子を見させてもらいましたが、1時間前に初めて出会った先生と子どもたちの関係には全く見えません。ずっと前から、川越中学校の6組の子どもたちと関わりを大切にしてきた先生であるように見えました。何より、子どもたちにあたたく笑顔で寄り添い、関わってくれる古川先生の姿に、6組の子どもたちも安心感があったのではないでしょうか。これは、昨年度、今年度と2年間大学生教育ボランティアとしてお世話になっている稲垣先生と同じです。

     

    川越中学校に来ていただく大学生教育ボランティアは、いままで川越中学校の大切な卒業生が自主的に教職(教員)を目指す勉強として来ていただいていました。今年度は、昨年度に続き、1年間継続して大学生教育ボランティアとしてお世話になっている稲垣先生(三重大学教育学部4年生:本校の大切な卒業生)に修了式までの期間を、1年生・2年生・3年生・6組というようにすべての学年に順に可能な限り関わってもらっています。しかし、本日からお世話になります古川先生は川越中学校の卒業生ではありません。1年生2組の担任である「小林先生が中学校時代の恩師となります」と聴かせていただきました。古川先生が教師を目指す上で影響を受けた大切な先生であったようです。このような「人との関わり」って素敵だなあと思います。

     

    古川先生は、愛知教育大学教育学部の4年生。来年度4月からは、愛知県で小学校教諭として勤務するそうです。小・中での違いはありますが、4月から子どもたちの教育に関わる立場の人間としては同じ仲間です。古川先生は、川越中学校の先生方から多くのことを学びたい、多くの子どもたちといっぱい関わりたいという想いを持っています。しかし、私たち川越中学校の教職員も、大学生の古川先生や、稲垣先生から学ぶことも絶対にあります。稲垣先生も、今年度の4月から三重県の小学校教諭として勤務するそうです。2名には、川越中学校を教育ボランティアとして選んでいただき本当に感謝しています。古川先生、そして稲垣先生。残り少ない期間ですが、これからもよろしくお願いします!

    2024年01月23日更新|学校の様子

  • 【重要!】明日からの、この冬一番の寒波に備えて【本日1月23日(火)帰り学活にて、学校だより第42号を活用して『大雪警報などが発令された時の対応について』確認をしました】明日、明後日の私立高校入試にも備えるために。

    学校だより第42号(明日の気象の変化について)「大雪警報などが発令された時の登校について」(お願い)

     

    本日1月23日(火)川越中学校の帰り学活において、すべてのクラスで「学校だより第42号(明日の気象の変化について)」を活用して、明日、明後日と続くと予報されているこの冬一番の寒波到来に向けて、子どもたちの安心・安全な登下校の確認と説明をさせていただきました。

     

    天気予報でのニュース等でもご存じの通り、明日24日(水)、明後日25日(木)頃にかけて、冬型の気圧配置が強まり、日本の上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込む見込むそうです。このため岐阜県を中心に断続的に雪が降り、大雪となる所がある見込みであり、三重県北部でも積雪となる恐れもあると言われています。冬型の気圧配置がさらに強まった場合には、警報級の大雪となる恐れがあります。だからこそ、全校一斉に帰り学活において「学校だより」を活用して、明日あさっての、気象状況による対応について確認と説明をさせていただきました。

     

    また、明日は3年生の県内外の私立高校入学試験が重なっています。なお、明日の県内私立高校の入学試験には多くの生徒が受験をしますので、事前指導も早い段階から対応し終了をしていますので、子どもたちは、「入学試験当日の天候不順の場合」の対応も確認できています。しかし、明日の天候が心配されるので、3年生の該当する保護者の皆さまと受験する子どもたちには、受験校のホームページや出願時に登録をしたメールアドレスでも確認をしてください。よろしくお願いします。

     

    大雪警報が発令されていなくても、登校の際に雪が降っている、または、通学路に積雪がある、残っている場合も考えられますので、通学路に雪が残っている場合や、路面凍結している場合は、子どもたちの命を守る安心・安全な登下校をしていただくために、自転車通学ではなく、徒歩通学を判断していただくのも大切なことだと思いますので、各ご家庭で気象状況を充分に確認の上、対応をお願いいたします。

     

    何よりも、登校時においても、高校入学試験においても、『時間にゆとりをもって、心にもゆとりをもって』落ち着いて対応いただきますようによろしくお願いいたします。

     

     

     

     

    2024年01月23日更新|学校の様子

  • 嬉しいお知らせ!本日、校長室にて表彰式を行いました。【2年3組山下さん。第42回全国中学生人権作文コンテスト三重県大会『奨励賞』を受賞!】津地方法務局の木下法務事務官、人権擁護委員連合会の上野会長より「奨励賞」をお渡しいただきました。

    本日のお昼休みの時間を利用して、本校の校長室にて『表彰式』を行いました。2年3組の山下さんの「人権作文」に対しての表彰です。12月19日に学校だより第36号にも紹介させていただいた、「第42回全国中学生人権作文コンテスト三重大会の四日市市・三重郡地区の『最優秀賞』受賞」に続き、本日の表彰は「三重県大会『奨励賞』受賞」という素晴らしい評価をしていただいた表彰式です。

     

    校長室には、津地方法務局より「木下法務事務官」と、三重県人権擁護委員連合会より「上野会長」にお越しいただき、本校2年3組の山下さんに三重県「奨励賞」を木下法務事務官より直接お渡しただきました。写真はそのときの様子です。

     

    今年度の人権作文には、三泗地区(津地方法務局四日市市局管内)の中学校生徒から「3,845編」の応募があり、その中から2年生の山下さんは「最優秀賞」を受賞し、三重県を代表しても、本日の「奨励賞」を受賞することとなりました。

     

    全校生徒のみなさんの前でも、あらためて表彰伝達を行います。川越中学校が大切にしている「人権学習」の一貫として、人権作文への取り組みをこれからも大事に継続をしていきます。山下さんの作品には、2年生で大切に取り組んでいる「クラスづくり」「仲間づくり」から人との関わり方を学び、毎日を振り返る活動についても触れています。また、学期のはじめと終わりに取り組んでいる「クラストーキング」のことも含めて、「みんな考え方は違うけど、話し合いをすることによって、お互いの気持ちを理解し合えると思う」と綴ってくれています(詳細は学校だより、または川越中学校ホームページを参照してほしいと思います)。そして、山下さんの純粋で素直な想いや考えを人権作文に正面から発信をしてもらいました。そして、作文を本校のみなさんに紹介できる機会をつくりたいと考えています。

     

    本日は、木下さま、上野さまありがとうございました。これからもご指導をよろしくお願いいたします。そして、山下さん。「奨励賞」の受賞、本当におめでとうございます。本当によかったね!

    2024年01月22日更新|学校の様子

  • 【第60回 三泗小・中学校「美術展覧会」と第26回 三泗地区中学校「美術部作品展」が開催されました(来週1月23日(火)の15時まで開催)】川越中学校からは、各学年を代表して30名の生徒作品と、本校美術部に所属する全員の心のこもった素敵な作品が出展されました。みなさんの作品には一人一人の個性があふれ、丁寧に時間をかけて一生懸命に取り組んだ作品ばかりです。三泗地区の小中生の優れた「美術展覧会」と「美術部展」をぜひ現地で鑑賞してほしいと思います。

    三泗地区の小・中生を代表する美術作品を紹介・展覧する『第60回 三泗小・中学校 美術展覧会』が今週1月19日(金)の午前9時から、四日市市文化会館第1展示室にて開催されています。また、同じく『第28回 三泗中学校美術部作品展』が同日程にて同会場第3展示室にて開催されています。最終日は、1月23日(火)の15時までとなっています。川越中学校からは、各学年の美術授業において取り組んだ、3年生10名・2年生10名・1年生10名の代表作品が展覧されました。そして、美術部部員の代表作『油絵』が出展されました。

     

    ■3年生は『牛乳パックのデザイン』から、10名の代表作品

    ■2年生は『トリックアート』から、10名の代表作品

    ■1年生は『夏野菜の平面構成』から、10名の代表作品

    ■美術部は『油絵』

     

    四日市市、三重郡の教員でつくる「三泗教育発表振興会」が主催する伝統ある美術展覧会も今回で60回目。先週まで開催されていました「書写展」同様に、「美術展覧会」も、きっと現在の川越中学校の生徒だけではなく、保護者のみなさん、またはおじいさん、おばあさんの年代の方々も小・中学校時代に作品が出展された!という方もお見えになるのではないでしょうか? そんな伝統と実績ある展覧会。そして、日々コツコツと共同作品や個人作品に顧問の石田先生(美術教科担当)とともにあたたかな雰囲気の中でみんなで日々一生懸命に取り組んでいる美術部員の作品が展覧されている美術部展。土曜日の正午頃に作品を見に出かけたのですが、多くの子どもたちや保護者のみなさん、そのご家族のみなさんもお越しになっていました。(文化会館は人気シンガーのコンサートもありとにかく多くのひとでいっぱい)。

     

    展覧会を見学して印象的だったのは、小学校のコーナーで展示されている自分の作品を一生懸命におじいちゃんやおばあちゃんに嬉しそうに説明していた低学年の子どもたちの表情や、中学校の子どもたちの作品を見て、完成度の高さに驚きとともに、すごいなー、上手にできているなあ・・・・などの称賛の声など。2年生のトリックアート作品では、その工夫された作品に驚く方がいっぱいいました。

     

    美術部展では、第3展示室入り口すぐが川越中学校美術部作品のコーナーとなっています。『油絵』が作品です。1年生から3年生までの子どもたちの作品に、1日1日の活動をコツコツと頑張って積み重ねてきた成果が完成作品としてよく表現されています。そして、その積み重ねによって絵画技能と技術、心を身につけてきたことも作品にしっかりと表れています。

     

    川越中学校の代表として出展された作品は、すべてが代表としてふさわしい素敵で優れた美術作品ばかりでした。展覧会が終了をしたら、川越中学校でも作品展示を職員玄関にて掲示展示をさせていただきます。ぜひ、ご覧ください。

    2024年01月20日更新|学校の様子

  • 【1年生人権学習講演会「田中麻莉絵さん『ヘルプマークを知っていますか?』~命と時間のお話~】もし今度まちで『ヘルプマーク』を持っている人を見かけたら、「知っていますよ!」「あなたの声、届いていますよ!」。ヘルプマークは「周囲の人が、外見からはわかりにくい障害や病気を持つ人に気づくためのマーク」として作成されたもの。

    昨日1月19日(金)6限目、1年生では人権学習として取り組んでいる「障がい者理解について」の一環として、人権学習講演会を実施しました。講師は、田中麻莉絵さん。講演会のテーマは、『ヘルプマークを知っていますか?~命と時間のお話』です。川越中学校では大切にしている取り組みとして「いのちの大切さを考える講演会」を継続しています。

     

    今年度は、6月に交通事故遺児を励ます会代表の安田厚子さんから学ぶ講演会から「命の尊さと無事故の大切さ」「命の重みと、ハンドルを握る重みは同じ」このような大切なことを学びました。また、7月には四日市北警察署交通課の松下さんに「交通安全教室講座」を実施しました。12月には「多様な性のあり方。山口颯一さんから深く学ぶ」というテーマのもと、命の大切さを考える講演会を実施しました。今回の田中麻莉絵さんの講演会は、「1年生人権学習講演会」として実施しましたが、つながってくる大切な根幹は「命の大切さ」「今を大切に生きる」です。昨日の講演会では、「ヘルプマークの存在を具体的に知ることと、自分ができること」と合せて、「田中麻莉絵さんの生き方に触れ、命の大切さについて考え、今を大切に生きること」について深く考えることができました。

     

    田中麻莉絵さんは、元三重県ヘルプマークアンバザダー。H26年に血液のがんといわれる「骨髄異形成症候群(MDS)」を発症し、『余命5年』と宣告された本人。内部疾患患者としてヘルプマークの普及・啓発として地域や学校、企業等で講演・普及活動を実践されています。

     

    『余命5年』という宣告は31歳の誕生日の前日。あと1800日しか生きられないかもしれない。だから1日1日を大切に生きたいという田中さん。外見からは分からなくても、援助や配慮が必要とする障がいのある方や病気の方々に援助や配慮が必要なことを示す「ヘルプマーク」の普及・啓発に尽力をされています。お話ので感じ取ることができることは、「余命5年という宣告」を受けて病気によって1年間の入院だけではなく、日々多くの体調がすぐれない状態から、社会復帰された険しい道のりを経験されてきた田中さんだからこそ、『社会とのつながり』と『今を大切に生きる想い』は、しんどくつらいお話の中にも、笑顔があり、あたたかく子どもたちに寄り添うように丁寧でわかりやすい言葉をつなぐ田中さんからしっかりと感じとることができました。

    それは、「ヘルプマークとの出会い」があったからこそ、今の笑顔にもつながっているのだと思いました。

     

    田中さんの一言一言の言葉には、明日を生きられるのかという不安と病気と闘ってきたからこそ重みがあり、説得力があるお話だったと思います。本当に伝えたいこととして、『病気や障害を持っていても不幸だけではなく、たくさんの人を助けてあげることができる。命は有限。大切な1日を大切に生きること。自分にとって大切なのは何かと言えること。誰といることが大切なのか』そして『ヘルプマークをつけている人を見かけたら、席を譲る、助けてあげるというアクションを起こしてほしい』。『家族や知り合いに、ヘルプマークを知らない人がいたら教えてあげてぽしい』。

     

    川越中学校1年生学年主任の石田先生は、田中麻莉絵さんの中学校時代の恩師であり、今もつながりを大切にされているとお聴きしました。石田先生に紹介をいただいたことによって、川越中学校の1年生は、かけがえのない大切な出会いをさせていただきました。この出会いが、そして、笑顔で前を向くお話に必ず子どもたちの生き方にも素直な心にも響く貴重な時間となったと思います。私(校長)も、田中さんのお話は聴いたことがあるような・・・。どこかでお会いしているのかもしれないとずっと思いながら話を聴いていました。講演の途中でやっとつながりました。過去にCBCラジオ番組でゲストとして「ヘルプマークについて」お話をしていただいていた田中さんがとても本当に強く印象に残っていたことを思い出しました。講師として直接お話をいただいたことにもあらためて感銘を受けました。すごく嬉しく思いました。

     

    田中麻莉絵さんのお話は、ラジオドキュメンタリー番組としても配信されています。本日聴き直してみました。なんと、その番組のメインとなる「語り手」は、11月に川越中学校で読書活動推進にあたっての講演会をしていただいた、「四日市市の子どもの本専門店 メリーゴーランド店主」である増田喜昭さんでしした。とにかく心に響く内容でした。田中麻莉絵さんの強く生きる生きかたはもちろん、あたたかい人柄や笑顔、優しさが多くの人と関わりを増やし、生きていく原動力となっていっているのが良く伝わってきました。だから、田中さんの周りには多くの方たちがいるんだなあと思いました。昨日は、貴重な時間を創っていただいたことに心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

     

    【子どもたちの感想を一部抜粋して】

    ■ヘルプマークはぼくも持っているので知っています。ヘルプマークは役場でもらうマークです。もともと東京でできたマークです。そして愛知県から三重県まで出てくるようになりました。

     

    ■田中さんの話のように人から聞くことは大事だけど、誰でも病気になどにかかって、当たり前の生活ができなくなる可能性もあるので、こういったことを自分事として考えることも大切だと思いました。ヘルプマークのことは知っている人は増えていると思ったけど、まだ全員が知っているわけではないから、自分も家族などに広めていきたいと思いました。田中さんと石田先生のつながりを聞いて、人との関わりはすごいなと感じました。なので自分も多くの経験をしたり、たくさんの人と関わっていけたらいいなと思いました。

     

    ■田中さんのように笑顔で明るく振舞ってくれている優しい人こそ、病気を持っていることがわかりにくいですが、それを気づかせてくれるのが「ヘルプマーク」の良さなんだとわかりました。私はいま元気に学校に通うことができています。これから先もしかしたらまだ若いうちに大きな病気になるかもしれません。田中さんのように回復を繰り返すかもしれないし、頑張れないかもしれないし・・・。命は有限だから、これからも自分らしく、将来に向けて田中さんのように前向きに頑張っていきたいです。

    2024年01月20日更新|学校の様子

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